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希望は体力

ふと思い出した20年前

私がITというか計算機管理に関わるようになったきっかけは20年前。
当時計算機を苦手としていた私は、大学の講義課題をやる中であるトラブルを起こす。
計算機のことを分かってなさ過ぎた故にありえない操作を行ってしまい、
ローカル権限昇格のバグ?セキュリティホール?を突いてしまったのである。

当時の状況
私「え!課題で作ったファイルが全部消えた~!」
実際には権限昇格したため/roor/に移動していたのである。
真に、引用のpwdやwhoamiという知識があれば活かされたであろうシーンである。

嘆いてたところ、計算機管理を担っていた先輩が見てくれて、状況把握した上で
先輩「君面白いね。計算機管理やってみない?」
と誘いつつ、直してくれた。(今思えばexitしただけかも)

数年後にこの先輩から聞いたのだが、
先輩「今の君なら分かるかもしれないけど、あれローカルの権限昇格してたんだよ。
   そんな危ないことする奴、放置してられないから『教えてやるよ』って言って
   飼い慣らした方が安心できるだろ」
という事だったらしい。

先輩たちからは様々な知識や技を頂いて、おかげでいまもいっぱしのエンジニアとしてやっていけてる。
だが、そもそも計算機の世界に引き込まれたことが良かったのかどうかは答えに自信が無い。