連携装置のオーナーシップ

事前に情報伝えられていましたが、StackStormプロジェクトが the Linux Foundation (LF)に移管されました。

investor.extremenetworks.com

Brocade -> Extreme と慌ただしい動きもあった中でチームを維持し、製品だけでなくOSS版もバージョンアップや機能の追加改善を続けたチームのみなさまやExtreme社には心より感謝します。商用製品 Extreme Workflow Composer は引き続きExtreme社から提供されるということです。上記リリースではExtreme社はOpenSwitchプロジェクトなどで以前からLFのメンバーである旨もアピールされています。

期待される良い効果として例えばExtreme以外のネットワーク機器の自動化Packなど競合関係にあるものの対応に気兼ねがなくなったり、参加するコントリビューターへの障壁が減ったり、LFイベントでの露出機会が増えたりすることが期待されます。
一方で人の動きと合わせてプロジェクトの推進力が維持されるか懸念もあります。Slackを見ている分には変わりなくコミュニティは活発なので全くの杞憂な気もします(日本語チャンネルはあまり動きないですが..)。

StackStormのような連携先の多いソリューションのオーナーシップは体力必要だろうな、と思うのです。連携先は多い方が良いですがその維持は大変だろうと。Ansible界隈においても7月に従来の"Battery Included"の方針からモジュールの位置付けを見直したいお気持ち表明がありました。

www.ansible.com

古くはKapowマッシュアップポータルなんかも連携先の多いソリューションに該当するでしょうか。連携先もそれぞれバージョンアップや機能の追加変更があるので対応が大変であろうことが想像できます。StackStormやAnsibleの場合は連携先がネットワーク製品かクラウドサービスAPIかではライフサイクルも大きく異なりますし。こういったソリューションは誰がオーナーシップを握るのが良いのか考えさせられます。

とはいえ1ファンに過ぎない私は使ってエンジョイしてフィードバックを続ける事しかできないので、引き続きありがたく使っていこうと思います。現在StackStormの最新版は3.1.0です。10月初めにユーザー企業としてFastlyさんも掲載されました。

これからも楽しく自動化していきましょう!