2019年に読んで印象に残った本

前の投稿に書いたとおり2019年は低入力低出力だったのですが、本だけはある程度読んでいました。印象に残っている本を何冊がご紹介します。

1. Escaping the Build TRAP

Escaping the Build Trap: How Effective Product Management Creates Real Value (English Edition)

Escaping the Build Trap: How Effective Product Management Creates Real Value (English Edition)

  • 作者:Melissa Perri
  • 出版社/メーカー: O'Reilly Media
  • 発売日: 2018/11/01
  • メディア: Kindle
"プロダクトマネージーが知っておくべき○○の事"のような感じでまとめられたテンポの良い本です。章毎の模式図が分かりやすくメッセージが絞られていて分かりやすいです。PdMアンチパターンのところなどは指摘が鋭くうなってしまいました(例:"The Mini-CEO")。日本語版出ないかなあ。

2. 全図解トヨタ生産工場〔生産管理・品質管理〕のしくみ

全図解トヨタ生産工場〔生産管理・品質管理〕のしくみ

全図解トヨタ生産工場〔生産管理・品質管理〕のしくみ

運用改善の流れでトヨタ生産方式(TPS)の勉強を始めました。2011年の本ですがこの本は図が多くてイメージしやすく分かった気になれます。TPSは用語や考え方など独特の物がありますが、勉強する上で求められる前提的な部分をざっと見したり、あらためてイメージし直したりと何周分も役に立ってくれる便利な本です。

3. 入門 監視

入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン

入門 監視 ―モダンなモニタリングのためのデザインパターン

付録Cネタで盛り上がった本ですが、もちろん本体もしっかり良い本です。監視を通して見ているシステムや現象、そのデータの扱い方など"監視"という言葉の周辺で起きることが網羅されています。より良質なアウトカムを得るための道しるべとなる本だと思います。

4. Safety‐2の実践

Safety‐2の実践―レジリエンスポテンシャルを強化する

Safety‐2の実践―レジリエンスポテンシャルを強化する

次はSafety-IIの本です。日本語版出てくれてありがてえありがてえという感謝しかありません。他の本で前提知識を得てからでないと難しい部分もありますが、レジリエンス"ポテンシャル"という中核をなす概念についてがっつり説明がなされている貴重かつ理解の支えとなる本だと思います。

5. 新しい東京 2020

新しい東京 2020 (ぴあ MOOK)

新しい東京 2020 (ぴあ MOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2019/05/30
  • メディア: ムック
最後はMookです。1990年代から2000年代前半に上京してきたぴあMap愛好世代にオススメしたい一冊です。ページデザインや説明の語りっぷりなど、あの頃のぴあMapが2020年の東京を案内してくれます。

こうして見ると考え方や概念寄りの本が多いですね。2019年の自分はあまり手を動かせていなかったこともあってツールに特化した本よりもこうした本の方が頭に残りやすい状態だったのかな。