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希望は体力

2020年の振り返り

2019年以上に低入力低出力な一年でした。
コロナの影響もありましたが、前年の異動以来もろもろうまく行ってない感が拭えません。厳しいですな...
そんな中ですが、2020年の振り返りと良かった本をまとめます。

ssmjpでレジリエンスの勉強成果を発表した

w4yh.hatenablog.com
コロナ前ギリギリのオンサイト回で登壇しました。理論?寄りの話なので話す機会を探っていましたが懐の深いssmjpさんでできました。20分もいただきましてありがとうございました。
勉強の進捗報告みたいな内容でしたが、長いこと学びながら悩んだことを一つ形にできたので良かったです。またその後の学びをアウトプットしていきたいです。

レジリエンスエンジニアリング関連の読み物

レジリエンスエンジニアリング関係では芳賀先生の本をよく読んでいますが、今年も2冊読みました。そのうち一冊をご紹介します。
www.amazon.co.jp
2009年に出た本ですがエラーパターンについては非常に"あるある"な事例を、対策については構造的で体系立ったお話が見開き2ページに1トピックでテンポ良く展開されます。自動化やシステム化の齋の注意と対策にそのままあてはまる内容も多く学びの多い一冊です。

ちなみに芳賀先生のもう一冊、2020年7月に出たこちらも学びが深く、現在読み込み中です。
www.amazon.co.jp


レジリエンスエンジニアリング関係ではもうお一人、ホルナゲル先生の本もよく読むのですが、そのうちETTO本と言われる一冊について2020年11月にttkzwさんによる秀逸なブログエントリがありました。
heartbeats.jp
レジリエンスエンジニアリング関連の理論を実際のIT業務に紐付けて考えるのはなかなか頭を使い大変なのですが、こちらのブログではETTO理論に絞って現実に迫られる選択、もしくは気付かないうちにしてしまっている選択にスコープを当てて見事に解説されています。ご興味のあるかたはぜひご一読を。

念願の一冊

一年前に書いた2019年のまとめブログの中で、読んだ本の中から BUID TRAP(英語版)を挙げて「日本語化されて欲しいな~」と書いていました。
w4yh.hatenablog.com

嬉しいことに2020年10月に日本語版が出ました。やったね!図が白黒になったりはしていますが内容は原著の明確でテンポの良い語りっぷりを踏まえた小気味良いものに仕上がっています。
www.oreilly.co.jp

まとめ

低入力低出力な中、なんとかレジリエンスエンジニアリング関連は興味を持って触れ続けることができた、という感じでしょうか。この学びをインフラ自動化の実践
に結びつけていきたい、というのが学びのきっかけでもあるので引き続き頑張って行こうと思います。ssmjpさんとか吉祥寺.pmさんとかでの発表を目指したいと思います。